野球 カムバック賞の資格
日本の野球ではカムバック賞と呼ばれるものをもらうことができる場合があります。誰でも貰えるわけではなく、ある定められた資格を満たしていないと受け取ることはできないので注意が必要です。この賞は、日本野球機構におけるタイトルの中の一つとなっています。
野球にあるパシフィック・リーグとセントラル・リーグのそれぞれで表彰されることがあります。怪我をしてしまった、病気を患っている、長い期間で不調が続いているなどといった厳しい状態から立ち直った選手が受け取ることができる賞です。ただし、怪我や病気、長い期間の不調などから復活したからといって必ず貰えるものではありません。絶対的とされている選考基準は設けられていないため、誰が貰うことができるから発表されてみないと分からなくなっています。
パシフィック・リーグでは、脳腫瘍になった状態から復活することができた盛田幸妃という選手が2001年に受賞することができました。しかしそのときに受賞したあとに新たに受け取ったという人は出ていません。セントラル・リーグは比較的受賞に関して厳しいわけではありませんが、2005年くらいからは受賞した人の人数が少なくなってきています。
これまでには石岡康三・安仁屋宗八・船田和英・浅野啓司・野村収・三村敏之・谷沢健一・藤田平・鈴木孝政・津田恒実・杉浦享・新浦壽夫・有田修三・西本聖・中尾孝義・吉村禎章・遠藤一彦・伊東昭光・川崎憲次郎・彦野利勝・加藤伸一・伊藤智仁・ 斎藤隆・遠山奬志・種田仁・成本年秀・前田智徳などが受賞しています。