プロ野球 名球会に入会できる条件
プロ野球にはレジェンドしか入ることが出来ない名球会があります。当初は昭和生まれしか入れないという資格の規定がありましたが、現在は平成生まれにも対応しており、今後平成生まれのプレイヤーが名球会に入会することも出てくることになります。名球会への入会方法は3パターンあり、その条件は状況に応じて異なる面があります。野手の場合は2000本安打で入会が可能です。以前は130試合しかなかったこともあり、本当のレジェンドしか到達できないレベルでしたが、10試合以上増えたことや現役の年数が長くなったことで到達はそこまで難しいものではありません。
投手の場合は200勝もしくは250セーブが条件です。現時点で200勝が一番難しいとされています。野手であれば年間に100本のヒットを打つことはレギュラーを張り続ければ簡単ですが、プロ野球で10勝はなかなか難しいです。単純計算ではこれを20年行う必要があり、プロ野球で考えれば高いハードルと言えます。簡単そうで難しいのが250セーブです。ケガをしないことや長い期間たくさんの試合数をこなすことが求められるので、200セーブまで行ってもそこから先の積み重ねが難しくなるのが厳しい部分です。
このように野手の場合はそのハードルは低く、投手の場合は高くなっていることが分かります。一方で中継ぎやセットアッパーに対するものはなく、その点が不公平であるとされています。今後中継ぎの入会条件が設定される可能性が高いです。